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睡眠に関わる音環境の研究は、騒音による睡眠障害と音楽などによる気分転換に関するものに別れるのですが、音楽についての研究は科学的根拠に伴った研究成果が極めて少ないようです。
よって、今回は騒音による睡眠の乱れについてご紹介したいと思います。
「脳の目覚め」はあの音で起こる!!
睡眠中に「脳の目覚め」を引き起こすレベルは、40〜50デシベル以上。
これは、寝室内の壁のスイッチ操作音と同じとされています。
よって、今回は騒音による睡眠の乱れについてご紹介したいと思います。
「脳の目覚め」はあの音で起こる!!
睡眠中に「脳の目覚め」を引き起こすレベルは、40〜50デシベル以上。
これは、寝室内の壁のスイッチ操作音と同じとされています。
また、夜間の交通騒音に関しては30デシベル程度から睡眠への悪影響が出るとされています。
騒音の種類によっても睡眠への影響が違ってきます。
持続的に発生する連続音よりも突発的な衝撃音のほうが覚醒反応を引き起こしやすいというデータもあります。
騒音の種類によっても睡眠への影響が違ってきます。
持続的に発生する連続音よりも突発的な衝撃音のほうが覚醒反応を引き起こしやすいというデータもあります。
また、日々騒音にさらされていると、適応が引き起こされて睡眠の質は改善傾向を示すという報告もあります。
寝室内の騒音を別の形で分類するとこのようになります。
内部音と外部音にわけられ、寝室内部音にはスイッチの操作、空調の吹き出し音、同室者のイビキや寝言があります。
寝室外部音は車の通行音、廊下の歩行音や電気機器の音(冷蔵庫など)があります。
対策は?
対策は?
騒音への対策としては、自分の睡眠を妨げている原因騒音を特定し、遮音することが重要となります。具体的には、耳栓・厚手のカーテン・防音サッシやドアの設置などとなります。
音環境についてまとめますと、騒音に対しては原因を特定し遮音するしかありません。
【豆知識】
音楽については触れませんでしたが、音楽は騒音をマスキングする効果があることやリラクゼーション効果があり睡眠に良い影響を与えると言われています。
3回にわたり、睡眠環境についてご紹介しました。
わかっているようで、見過ごされている睡眠環境への対応。その知識を身につけ、快眠生活を目指しましょう!