◎前回のおさらい:不眠の悩みについて
不眠の悩みはさまざまなタイプがあります。
自分の不眠のタイプを理解することで、医師に正確に症状を伝えることができます。それにより、適切な治療を受けることができます。前回記事はコチラ
◎あなたの不眠はどのタイプでしょうか?
Ⅰ.とにかく寝つきが悪い
Ⅱ.途中で目が覚めてしまう ←今回はコレ
Ⅲ.朝早く目覚めてしまう
Ⅳ.ぐっすり眠った感じがしない
中途覚醒でまず問題となってくるものは、睡眠の環境です。
眠っている時に、騒音が起これば目覚める原因になりますし、室温の影響も受けます(音環境はコチラ、温熱環境はコチラ)。
また、アルコールも原因となってきます。
日本人は寝酒をする率が諸外国に比べて、非常に高いのが知られています。アルコールは寝つきを良くしますが、眠りを浅くし、中途覚醒を引き起こします(寝酒についてはコチラ)
高齢者に多く見られる行動として、することがないから早く床につくというものがあります。それにより、床についている時間が長くなると間延びしたダラダラ睡眠となり中途覚醒が増えてしまいます。
Ⅱ.途中で目が覚めてしまう ←今回はコレ
Ⅲ.朝早く目覚めてしまう
Ⅳ.ぐっすり眠った感じがしない
日本では成人における不眠の訴えの中では最多という報告もある「途中で目が覚めてしまう」という問題。これは、眠りについたあと、翌朝起きるまでの間に何度も目が覚める状態です。睡眠の維持の障害と言われています。
回数で言えば、一晩に2回以上の目覚めは問題となってきます。
この状態を専門用語では、「中途覚醒」といいます。
◎中途覚醒はどんな時に起きやすいか?
中途覚醒でまず問題となってくるものは、睡眠の環境です。
眠っている時に、騒音が起これば目覚める原因になりますし、室温の影響も受けます(音環境はコチラ、温熱環境はコチラ)。
また、アルコールも原因となってきます。
日本人は寝酒をする率が諸外国に比べて、非常に高いのが知られています。アルコールは寝つきを良くしますが、眠りを浅くし、中途覚醒を引き起こします(寝酒についてはコチラ)
高齢者に多く見られる行動として、することがないから早く床につくというものがあります。それにより、床についている時間が長くなると間延びしたダラダラ睡眠となり中途覚醒が増えてしまいます。
◎睡眠の病気が原因である可能性も・・・
その他には、睡眠中に呼吸が乱れたり、脚がピクピクして睡眠が妨げられる状態などがあります。
これらの場合は、頻回な中途覚醒がみられ、日中の眠気の原因となることがあります。
今回は原因については深く触れません。まずは、あなたの不眠のタイプを知ることが大切です。
かなり厄介な中途覚醒。
この状態が持続することはとても苦痛です。この苦痛をとるために、あなたがすることはひとつ。医師に中途覚醒があると伝えてください。そうすることで、医師はそれにあった治療を選択してくれることでしょう。
例えば、早く床につくことが原因の中途覚醒であれば、睡眠薬を処方する前に、遅く床につくことを勧めてくれるでしょう。